本日の一言

（立海と練習試合中） 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「部長、立海の切原を見ませんでしたか。そこであいつのタオルを拾ったんですけど」
（と言いつつタオルを広げる 

 

「…………書初めみたいに名前が書いてあるな」 

 

　　　　　　　　　　　　　「俺には理解できないセンスっす」 

 

「達筆だな」（感心してる 

 

　　　　　　　　　　　　　　「え？……え、ええ、そうっすね」 

 

「あああああ！！　俺のタオルッッッ！！！」（赤面ダッシュ 

 

　　　　　　　　　　「（振り返って）――探す手間が省けたな」 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「……そうっすね」 

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本日の一言

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「ハチマキってやってみるとわかるんだけど、意外と汗止めになってくれないんだよな。
すぐに汗が染み込んでベチャベチャになる」 

 

「そういえば、“優勝”だか“必勝”だか書いていた字が汗で滲んで呪いの文字みたいになってたな」 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　「そうそう（笑って）、
　　　　　　　　あの時はマジックのインクがハチマキを染みとおっておでこにまでついてさ、
　　　　　　　　油性だったからなかなか落ちなくて大変だったな」 

 

「お前もハチマキに文字を書く場合は注意した方がいいぞ」 

 

　　　　　　　　　「……絶対に書かないから心配しなくていい」

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本日の一言

（駅前にて―― 

 

「四天宝寺の千歳。……奇遇だな」 

 

「青学の……。これから練習試合ばい？」（二人のジャージ姿を見て 

 

「ああ。ここで待ち合わせなんだ。ところでお前は何をしているんだ？」 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「俺はブラブラと――」 

 

「散歩か」 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「そんなとこばい」（小さく笑いながら 

 

（街頭のおねーさんが寄ってきて）
「すみませーん、青汁の試供品でーす！　よかったら飲んでみてくださーい。
とっても身体にいいンですよー！　そちらのアナタもぜひー―！」 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「？　……ああどうも」（受け取る 

 

「いただきます」（受け取る 

 

おねーさん「よかったら買ってみてくださいねー！」（言いつつ行ってしまう 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「青汁ねぇ……手塚、飲む？」 

 

「いや、俺もあんまり……」 

 

「………………ていうか俺だけ貰ってないんだけど」（涙

 

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本日の一言

（選抜合宿所内にて―― 

 

　　「メガネを外すと印象が変わるって言われませんか？」 

 

「そうだな……この前シャワールームで切原に言われたな」 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　「僕も越前君に言われたンですよ。そんなに変わって見えるんでしょうか」 

 

「さあ？」 

 

　　　　　　　「ちょっと試しにお互い外してみませんか？」 

 

「それは構わないが……」 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「では、せーの！」 

 

　　　　　　　（一緒に外してみる） 

 

　　　　「………………よく見えないんですが」（目を細める 

 

「………………見えないな」（目を細める　

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本日の一言

「ほう。君もテニス部なのか。ウチの孫とおんなじじゃな」 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「学校は違いますけど」 

 

「うむ。君は身の丈はいかほどじゃ？」 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「みのたけ？」 

 

「身長のことだ」 

 

　　　　　　　　　　　「……ああ。えっと１７２センチですけど」 

 

「というと……」 

 

「五尺七寸です」 

 

「ふむ。国光、お前は今どのくらいじゃ？」 

 

「俺はだいたい六尺弱です」 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　「……あの、２１世紀的な会話にしてほしいんですけど……」（尺てナニ！？　

 

 

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