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   こちらはテニスの王子様・手塚国光 青学部長のお誕生日をお祝いする、期間限定お祭りサイトです
   個人が管理する非公式ファンサイトですので出版社及び原作者様、関係各位とは一切関係ありません
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HAPPY BIRTHDAY


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(合宿所内の自販機の前にて) 
 
「(硬貨を投入しようとして、ふと)………………カブトムシ?」 
 
「……………………」(ドリンクの押しボタンの上で静止 
 
                 「……………………」(つられて静止 


 
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「……(肩越しに)お前たち、さっきからなぜ俺の後にぴったりついてくるんだ」 
 
                「だって暑っついから……」 
 
                 「アンタ陽射しよけさー!」 
 

 「……ほう。ならばこちらにも考えがある」(言いざま、しゃがむ 
 
「え、ちょ、マジその体勢で走んの!?ちょっ待って!」 
 
            「嘘だろ……何あのスピード」(呆然 
 
              「グリーンベレーかよ……」(茫然 

 
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「跡部、誕生日おめでとう。招待、感謝する」 
 
「おう。真田か。今日は思う存分楽しんでいってくれ!」 
 
「それにしても豪勢なパーテーだな」 
 
               「パーテーじゃない。“party”だ」 
 
「? だから“パーテー”だろう」 
 
              「だから“party”だって――」(イラッ 
 
「跡部」 
 
                             「なんだ!?」 
 
「やはり立ったまま食べるのは落ち着かない。イスはないのか?」 
 
「ああ俺もイスに座って食いたい。立食というのはどうも好かん」 
 
            「ああもうっ! じーさんかお前らわっっ!!」 


 
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「この前特技はあるかって聞かれたんだけど、答えるのムツカシイよね特技って」 
 
「そうだな。――で、河村は何て答えたんだ?」 
 
                                  
「仕方ないからさ、とっさに“たすき掛けができる”って言ったらポカンとされちゃって。
たすき掛けってイミがわかんなかったみたい」 
 
「そうか」 
 
                                  
「参るよなー。
 だって俺、他のみんなみたいに特別デキることなんてホントないからさ。
 せいぜいスシ握ったり、かんぴょう巻の干ぴょうを仕込んだりできるくらいで……
ないんだよなー、特技って」 
 
「河村……お前、すごいな」 
 
 
                 「へ? なにが?」(キョトン  


 
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